『気候風土適応住宅セミナー』

環境問題への意識が高まる昨今、持続可能な社会に向けて様々な分野での取り組みが始まっています。
建築においても、今年4月改正建築物省エネ法が施行され、省エネ基準として外皮性能、一次エネルギー消費量の建築主への説明が始まりました。
一方で、日本各地の住まいには、その地域の人々が気候風土や生活スタイルに沿って創意工夫を凝らし、身近な材料を用いて考え出された結果として「気候風土適応住宅」があります。このような伝統的な住まいは、美しい街並みの形成、地域の職人技術伝承という文化的意義も大きく、環境負荷削減という観点からも、現在我々が抱えている問題解決への糸口になります。
建築物省エネ法では気候風土適応住宅は国土交通省告示第786号に定められました。今後は各地域の気候・風土・文化等に沿った基準づくりが求められます。
東京建築士会環境委員会気候風土WGでは3年半に渡り、東京における「気候風土適応住宅」について、省エネや地域活性化の観点で調査し、報告書にまとめました。今回は、この報告書の要点についてわかりやすく、さらに気候風土適応住宅及びそれに準ずる住宅の設計事例を5人の設計者が解説します。
住宅設計・施工をされておられる建築士・関連の方にとって今後の社会の住宅のヒントになる内容です。未来のために、ともに学んでいきましょう!

2021年10月 2日(土) 13:00~17:45

Zoomを利用してのオンラインセミナー(Zoomへのアクセスの詳細は、開催日直前に、別途、メールにてご案内致します。)

13:00 – 13:10 進行の案内、開会挨拶、講師紹介
13:10 – 16:40 講義・質疑応答(休憩10分含む)
16:40 – 17:40 パネルディスカッション
17:40 – 17:45 閉会挨拶

★講師およびパネルディスカッションパネラー
山下真示 氏(国土交通省住宅局 参事官付課長補佐)
高橋昌巳 氏(㈱シティ環境建築設計 代表取締役、東京建築士会環境委員)
金田正夫 氏(㈲無垢里一級建築士事務所 代表取締役)
山田貴宏 氏(ビオフォルム建築デザイン室 代表)
林美樹 氏(㈱Studio PRANA 代表取締役)
渡邊隆 氏(風基建設㈱ 代表取締役、一般社団法人 日本伝統技術保存会 副会長)
鈴木大隆 氏(地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 理事、国交省サステナブル建築物等先導事業(気候風土適応型)評価委員会委員長)
篠節子 氏(篠計画工房 主宰、東京建築士会環境委員長)[パネルディスカッションモデレーター]

★受講料(テキストは事前に送付致します)
正・準会員 3,000円 / 一般 4,000円 / 学生 1,000円 (テキスト代[ダイジェスト版]含む)/
テキスト[ダイジェスト版]のみの販売 1000円(受講はできません)

★申込サイト https://tokyoshikai-kankyo-2.peatix.com

◇ セミナー当日は、12:30から接続可能です。待機画面が出るので、セミナー開始までお待ちください。
◇ アクセス記録にて出席確認をするので、ZOOM参加の際に入力する名前は申込者名と同じ名前としてください。
氏名表記は、フルネームでお願いします。例:山田花子(漢字等日本語として下さい)
◇ CPD取得には原則、全時間聴講が必要です。なお、申込者名とお名前が異なると、CPD単位の付与ができない場合がありますので、ご注意願います。
◇ セミナーの録音、録画はご遠慮ください。また、お申込をいただいていない方を同席しての視聴はお断り致します。

●主催 ( 一社 )東京建築士会
●企画 ( 一社 )東京建築士会・環境委員会
●後援(公社)日本建築士会連合会
●問合せ( 一社 ) 東京建築士会事務局 担当:遠藤・安良岡 TEL:03-3527-3100 E-mail : event@tokyokenchikushikai.or.jp
●個人情報の取り扱い:お申込の際に記載頂いた情報は適切に管理し、本セミナーの運営及び、東京建築士会が開催する他のイベントの案内・照会の為に利用する場合があります。